Nakamura Takaaki
中村 貴明
―入社のきっかけは?
私は新卒で誠和工業に入社しました。大学生の頃からモノ作りを仕事にしたいと考えていたので、就職活動は製造業に絞って行いました。鉄骨加工は建築に関わるスケールの大きな仕事であり、とても魅力的に感じました。それに加えて誠和工業の雰囲気や先輩社員の人柄にも惹かれたことが大きなきっかけでした。
―この仕事の面白いところは?
工場長として工程や品質の管理をしていますが、納期内でお客様の期待値を超える仕上がりを絶えず意識して実践しています。溶接、加工、塗装など様々な工程で質の高い仕事をするためには個々の技術力を上げる必要があるのですが、いかに若手社員のやる気を成長に繋げていけるか、組織としてより力を発揮していくかという点にとても面白さを感じています。
若手がいい仕事をすると、嬉しい反面
『まだまだ負けねえよ』って思っています。
私は加工実務と教育を兼任していますが、若手の技術が上がったなと感じる時はやっぱり嬉しいです。若手が昨日できなかったことをできるようにすることが私の役目でもあるので、毎日の業務の中に教育のネタはたくさんあります。それでも、全てを先回りして教えるのではなく、できるだけ若手に考えさせるようにしています。時には失敗するだろうなと分かっていても、敢えて何も言わないことがあります。失敗をきっかけにしてより一層考える力を養うことができれば、さまざまな場面で深く考えて行動できるようなります。答えを教えることは簡単ですし、答えを知ることは大切です。しかし、毎回答えを求めるようになってしまうと人間の成長は鈍くなってしまいます。だから私は「学ぶ姿勢づくり」を意識するようにしています。
とは言え、私もまだまだ技術を身につけ、経験を積まなければいけません。教育や指導のやり方も改善する必要があります。伸びしろは若手の方が大きいかもしれませんが、日々の業務で少しでも成長するように考えて行動し、これからも若手がどんどん成長する手助けをしながら『まだまだ負けねえよ』の思いで会社としてのレベルアップを図っていきます。